2023年2月22日水曜日

伊佐邸を見学しました

 2月19日(日)学習者・その家族10名とボランティアを含む総勢21名で、高取校区内にある国登録有形文化財に指定されている伊佐邸を見学しました。

伊佐邸は、個人が現在も生活している建物ということで、一般には非公開となっていますが、外国人学習者のために特別に見学の機会を設けていただきました

家主である伊佐様より、パワーポイントを使って伊佐家の歴史や建物について詳しくご説明いただきました。  伊佐家は、この地で明治初期から米穀や肥料を、戦後は建材やレンガ、ラムネの製造・販売などを幅広く営んでいました。  伊佐邸の主屋は、江戸末期に店舗部分が建てられ、明治23年に座敷部分が増築された商家建築で、太い桜の木の大黒柱や白の漆喰の壁に特徴あり、運よく空襲にも遭わずによい状態で保存されています。また庭の北側に明治36年に建てられた土蔵があり、中には当時お店で使われていた道具類や民芸品などが展示されていました

                                                            <福岡市HPより転載>

参加者は、前半・後半に分かれ、伊佐様の案内で詳しく約150年前に建てられた部屋や土蔵を見学しました。建築を専門に勉強している学習者もおり、江戸時代の部屋と明治の部屋の天井の高さが違うとか、階段が引き出しになっているとか 伝統的な家屋を興味深く観ることができました。

お忙しい中、ご対応いただきました伊佐様並びに関係者の皆様 誠にありがとうございました。 学習者およびスタッフ一同、大変貴重な機会を設けていただき、深く感謝しております